CTO of the Year 2016 SmartHR


KUFU では一緒に働くエンジニア募集中です🙋 SmartHRを運用している株式会社クフのさとうだいすけです 今回は自律したチームの作り方を発表します まずは自己紹介させてください 前職はサイバーエージェントで コミュニティサービスのエンジニアリーダを経験 エンジニアリングはもちろん
チームビルディングも行っていました 社内コンペで優勝したほど どちらかと言えば、サービス指向なエンジニアであります 最近控えてますが、お酒大好きです ここで集まった皆さんも是非機会があればお願いします そして、もともと飲み友達でもある
創業者の2人から SmartHR を一緒にやろうと声がかかり 素晴らしいサービスに共感し、去年の7月にジョインしました さて、その SmartHR はどのようなサービスなのでしょうか SmartHR はクラウド労務アプリケーションで 従業員に住所や扶養者などの労務情報を入力してもらい コミュニケーションコストを下げ 電子申請を使えばペーパーレスで 役所へ行かず労務手続きを行えます そして、ヘルプやサポートも充実 現在では 2500 社以上の企業にご利用頂いてます そんな SmartHR は明日 11月18日に1周年を迎えます これが、この一年間の機能追加の履歴です 数々の機能を実装、改善を行い 先日、Web 上で行える年末調整機能を公開しました この機能開発を、私を含めエンジニア5名、プロダクトオーナー1名 11月からジョインしたデザイナ1名の 7名の体制で行っています SmartHR はなぜこの少人数で、
多くの機能開発が出来たのでしょうか その SmartHR の自律したチームづくりを
ご紹介したいと思います まずは、開発体制の構築です 私がジョインした頃 SmartHR は3人しかいませんでした それぞれの職種としてはディレクターが1名 私を含めたエンジニアが2名で開発を行っていました 開発方法はいわゆるカンバン方式 トレローによるアイデアベースのタスク管理を行い
それを消化していました ここで、問題が発生しました 各々、もくもくと開発を行っていたのですが これでは、進捗がわからないということです 機能ごとでタスク管理を行い、工期が伸びてしまう ディレクターもヒアリングで外回りが多く、進捗がわからりずらい 営業でも、機能追加の時期を伝えにくくなってしまった どうすれば、見積もりの精度を高め 進捗を共有することが出来るのでしょうか それは、スクラム開発です スクラム開発とは、計画ミーティングや朝会 振り返りを、決められた期間内で行う アジャイル開発手法の一つです チームが自発的に行動することを可能にします そしてすぐに、スクラム開発を取り入れました しかし、スクラムの導入は難しいものです 1回目はスケジュールに空きがなく、最後までみなで参加できず 2回目はタスクの粒度が大きすぎ、タスクを消化出来ませんでした そして、3 回目の計画ミーティングでやっとスクラムが回りだしたのでした この様に、SmartHR は3名の頃から スクラム開発を導入し、現在に至っています これは現在までのベロシティの推移です 大きなタスクやイベントがラベルで記入されています 大きな機能開発のときは
消化しなければならない工数が多く ベロシティが高くなってます 最近はやっと安定してきました このように試行錯誤しながら、スクラム開発を行い続けた結果 綿密な工数だしで工期が正確になり 朝会でタスクごとの進捗や問題点の
共有が出来るようになり 機能追加の時期の精度も高くなりました なにより、最大のメリットとして 経営もスプリントに合わせ 週 1 単位で見直し、カイゼンが行えていることです 次は価値観の共有についてです この 1 年間で SmartHR にはサービスを
手伝ってくれるメンバーが たくさんジョインしてくれました エンジニア、営業、カスタマーサクセス、広報など 様々な職種や、色々な人が増え、賑わってきました しかし、そこでまた、問題が発生しました 今後の方向性がわからず SmartHR がやるべきことや、やらないことなど 機能の優先度や価値感がバラバラになってしまいました そのため、会議での発言に躊躇したり 職種ごとに、機能の優先度が異なったり 何が正しいかわからず、開発が円滑に進まない事が出てきました どうすれば、サービスの方向性や価値感を
共有出来るのでしょうか 我々は2つのアクティビティを使って段階的に共有を行いました それは、エレベータピッチとホールプロダクトです エレベータピッチとは
エレベーターに乗っている30秒の時間内に プレゼンを行い、短い時間で売り込みを行うテクニックです サービスが解決できること
ターゲットユーザ、サービスの価値 競合との違いなどを決めることで サービスの全体像を、簡単かつ明白に言語化することが出来ます これが結果として出来上がった
エレベータピッチの例です ユーザに我々がどのような価値を提供できるか
とてもわかりやすく言語化されています 次に、ホールプロダクトです ホールプロダクトとは
ユーザが目的を達成できるための機能を いくつかの種類に分け、段階的に実装を行うためのモデルです その中でも
コアプロダクト、期待プロダクト、拡張プロダクト それぞれの機能を考えます 我々のサービスは何なのか あって当たり前の機能 サービスの価値となる機能を共有することが出来ます このようにポストイットを使いながら
ホールプロダクトを作っていきました 当たり前と思っていたことが、拡張的な機能だったり その逆もあり、とてもおもしろい結果になりました。 これらのアクティビティを用いることで 会議でも率直な意見交換が出来るようになりました 職種毎の優先度のズレがなくなり、営業やサポートもやりやすく なにより、出戻りの少ない開発が可能になりました そして、このアクティビティで享受できる事は
経営にもあります ターゲットユーザをしっかりとフォーカスでき それに沿った、マイルストーンを確認出来ることです このような体制づくりを経て SmartHR は一年を迎えることができました 一番大切なことは、サービスについて
チームでよく話合い そのサービスの価値観を
しっかりと共有することです そして、その場を会社が提供すべきです そうすることで、エンジニアも エンジニアに限らずすべての職種が サービスに向き合い
自律して行動できるようになるのです これが私達のチームの作り方です テクノロジーと工夫で社会構造をハックする そのために、我々は便利でワクワクする開発を行っていきます

, ,

Post navigation

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *